2021.10.9
ロマンティックあげたい
            毎年9月は少しプレッシャーを感じながら更新している。
なぜかというと、このブログを始めた月だからで、また、新しい1年が始まると気合を入れなおすのだが、余計な力が入ってしまうと、なかなか良いものは生まれない。
2015年9月から丸6年。力みのないスイングができればいいのに。
そう思いながら素振りを、イメトレを繰り返しているうちに丸6年と1か月が来てしまった。すいません。
月を見て、秋刀魚を食べてもなお、クーラーを効かせた部屋で過ごしている。
それでも季節は秋で、今年もキリン秋味が並んだコンビニに秋を感じたが、結局マルエフを飲んだ。
マルエフは生産が追いつかないだけのようだが、秋味のような期間限定ならいざ知らず、いつもあるものなのに限られた時にだけ注目されるものがあり、その最たるものが月である。
仲秋の名月は9月のしかも1日だけだと言えばその通りだが、月は毎日が期間限定一日限りだ。
だから、今日は仲秋の名月で満月だね、スーパームーンだね、ブルームーンだね、立待月だね、ではなく、毎日の月を眺め、愛でたって良いではないですか。
毎日がスペシャル、と竹内まりやだって言うでしょう。
と、詭弁を弄すのは、そう、9月だからと月をテーマに選曲したものの、もはや10月も中旬に差しかかる今になっても文章が書けないでいる僕を擁護するため以外の何ものでもなく、言ってることはなんとなく正しそうなんだけど、節目もやはり大切にして尊ぶべきものだし、なんでもないようなことが幸せだったと思っているのは、そのなんでもないことが今は手に入らない特別になってしまったからなだけなので、日常礼賛的思想もあくまでも演出された特別な1日のことを指すに過ぎないと思うのです。例えばインスタで「#生活感」と検索しても、本当の生活感を見つけることの方が難しく、そもそも本当の生活の中に写真を撮って公開する行為って含まれてないし、いや、待てよ、現代においてはそれが日常で生活の一部なのか。生活感も既成概念とは違ってきているのか。
そうやって話を飛躍させても9月に更新できなかったという事実は何も変わらないのに。
力みのないスイングを願ったが、スイングすらできず、今シーズンも終わって、結局10勝には届かずホームランキングも逃し、万年Bクラスに逆戻りってか、大谷とカープの話題に飛躍しても一人ごちっても返ってこないメールと見積。そういう秋。
ロマンティックあげてよ。
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