音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

太もも

はさまる

今日ヒブの予防接種に行ってきたんですけど、

待合室で順番待ってたら、

5歳くらいの男の子をかついだお母さんが

走って入ってきました。

 

男の子はぐったりしていて、

うーん・うーん・うーんって、弱弱しくずっとうめいていて、

お母さんは「すいませんさっき電話した○○ですけど!」ってすごく焦ってて、

急患扱いですぐに内診にまわされました。

 

どしたんやろーって見てるこっちまで心配になる光景。

痙攣を起こしたとか何とか聴こえてきて、

待合室にいたママたちみんな心配そう。

ずっとうめき声がしていたんですが

その声は苦しそうっていうか心細そうで、

かわいそうで泣きそうになってしまいました。

 

もう他人事じゃないので、

こういうときは落ち着いて敏速に行動せななーと思いました。

子供の命は母親にかかってますけんね。

 

内診にまわされたあと、タクシーの運転手さんが受付に来て、

「さっきの急患のお客様がおつりをお忘れになったので…」

とおつりを預けていました。

「どうかお大事にとお伝えください」って。

MKの運転手さんってほんと丁寧やわー

 

おつりも受け取れないくらい急いでいたんでしょうね。

それはそうよなあ。

早く元気になりますように。

 

で、そのとき待合室でれんたろうと20日しか違わない男の子に会って、

その子のママと話してたんですが、

全然大きさが違う。

太ももの太さも倍くらい違う。

その男の子6キロやのに、れんたろうはもう10キロ近いですからね。

 

こないだスーパーでレジ待ってるときに

おばあちゃんがいきなりれんたろうの太ももをつかんで

「ええ脚してはるわー!」

と大きな声で言ったこともありました。

あれはおもしろかった。

 

 

それで今朝の話なんですが、

泣き声がするので行ってみると

 

はさまる

 

挟まっていました。

お肉が柵にきれいに挟まっている。

 

 

 

 

 

 

 

もがいても抜けない。

 

 

必死さに胸をうたれました。

がんばれ!れんたろう。

 

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