音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

保育所見学2

れ

10時半から2軒目の保育所見学。

保育所っていうのは10時から11時がいちばん活発らしい。

どこもこの時間帯に来てもらえれば子供たちが活動してるところを見てもらえる

っておっしゃる。

なんか、虫みたいやな。

早朝に森に行けばかぶとむしが動いてるとこ見れる…みたいな。

 

雨が降りそうでしかも寒い。

重たいけど抱っこ紐で歩いて20分とこの保育所に向かった。

10分前には到着できそうやなーと、

すぐ近くまで来たところで携帯を見ると知らない番号から着信が。

いやな予感…

「すみませーん、11時からにしてもらっていいですか?」

と言われる。

「もう10分前やし、もう近くまで来てるんですけど」

というひと言が言えない気弱な私。

うろうろとドラッグストアに入ったり、ATMに入ったりしてみるものの、

あと45分をどこでどう過ごせというのか。

だんだん腹が立ってきて、

10時45分に保育所のベルを鳴らして

「中で待たせてください」

と言ってみる。

そしたら

「園庭で待ってください」と言われて、

このくそ寒い中(非常に寒かったんです)まだ外で待てと言うのかと、

私、ちょっと怒る。それが顔に出ていたのか、

「下足場で待たれます?」

と言われた。

事務所で待たせろと思ったけど、

笑顔でお礼を言った。やっぱり気弱だ。

 

ひんやりした下足場に腰を下ろし、

れんたろうを放す。

れんたろう、嬉しそうに床をはいはい。

何で中で待たせてくれんのやろか…

寒いのと風邪ひいてるのでネガティブになっており、

楽しそうな室内からの子供たちの声を聞いていると、

うすぐらくて埃っぽい下足場ではいはいするれんたろうが不憫でならなくなる。

 

保母さんにしていただいた説明はわかりやすかったし、

園内も明るくて子供たちも楽しそうだったけれど、

一組の親子も中で待たせてくれないような保育所ってどうなんやろって

ずっとちくちく思っていた。

 

またそこで時間をずらしたあげく

自分は忙しいからと説明を他の保母さんにふったらしい園長が

「1歳児クラス希望?えーっ、無理無理。

 最近のお母さんは育休しっかりとって復帰しはるからねえ、

 みんな1歳児クラスを希望されるんですよ。

 0歳児から預けてもらうんならともかくねえ」

と言って出かけていったので、

「ああ。ないなあ」

と思った。

 

育休とったらあかんのかい。

仕事したけりゃ、0歳から預けなあかんのかい。

こういう、子育ても仕事もしたけりゃ我慢しな、

みたいな風潮が嫌でたまらない。

そんなだから、みんな子供を産むのをためらうんだよ。

何気なく言った言葉だろうけれど、

このあいだ行った保育所の保母さんとはえらい違いだと思った。

悪くない保育所なんだけどね。

なんか、思いやりとか気遣いが足りない。

その日かかってきた保育所見学依頼の電話にも、

「また?」って感じで、優しくないなあと思った。

 

ママに罪悪感をおぼえさせるなよ…

子育てっていいことのはずなのに。

その、自己責任でしょ感を何とかしてほしい。

 

だんだん疑問に思えてきた。

子育てと仕事が乖離しすぎてる。

子育ても外注になってる。

需要と供給のアンバランスによって

保育所が殿様になったらおしまいだよ。

 

 

れ

 

 

 

 

 

 

もちろん、ママや子供のことを親身に考えてくれる保母さんにも

たくさん出会っています。

今日はちょっと、残念だった。

 

 

■今日のお弁当

 

 

・たまごやき

・小松菜としめじのあえもの

・切干大根

・トンカツ

・水菜サラダ

 

トンカツ、またお義母さんにいただいちゃいました。

 

 

 

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