音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

のんべんだらり

何も予定がない休日。こういうのは久しぶり。夫は次号の音読の原稿を書くためにずっと家にいるというので、私は昼過ぎにれんたろうを頼んでひとりで出かけることに。

と言ってもひとりでお茶や買い物をする気分でもないので、自転車で恵文社まで行く。音読の配布でない純粋な訪問はほんとに久しぶり。嬉しい気持ちでドアを開けるも、三連休の中日ということもあってかお客さんがいっぱいで、暖房と人ごみで酔ってしまった。すぐに出る。でも、気になっていた大島弓子や会田誠の作品集を立ち読みできてよかった。

図書館に行こうかとも思ったが気乗りせず、結局コンビニでビールとワインを一本ずつ買って帰った。居間に入るとれんたろうが昼寝から起きて、ぼさぼさの頭のままはいはいしてくる。「だっだっだ」と言って体当たりしてくる姿が超かわいい。ただいま~と言ってしばし遊ぶ。

夫がパソコンに向かってぶつぶつやっている横で、私はビールを飲みながらテレビをつけた。女子バスケットの決勝、JXとトヨタが戦っている。中学高校と元バスケ部だったので、熱心に観る。れんたろうに「よく観ときなさい。将来バスケをやることになるんだから」と言うと、れんたろうがテレビに近づいてばしばしと叩くので難儀した。「そうなの?」と夫が言うので、適当にうんと言っておいた。LINEでバスケ部仲間とチャット。れんたろうはきっと大きくなるから、ゴリやビッグ純みたいになるよと言われる。複雑。ゴリも魚住もいいやつだけど…。流川みたいになるよと言ってほしい。

 

2024年10月のアーカイブ

これまでの連載