音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

育てやすい子?

きせき

産院で行われているマタニティヨガ教室に行ってきました。

参加するのは今回で二度目。

きのうの微熱も下がってれんたろうも元気そうなので、

予定通り出発することに。

 

産院に到着してすぐ、助産婦さんに声をかけられました。

「この間れんたろうくんに目ばちこできたって聞いたけど大丈夫?」

「ちょっと精神的に参ってるっぽかったから元気でやってるかなって心配してたのよー」

れんたろうのさかさまつげのことで電話相談したことや、

一ケ月健診のときに少々マタニティブルーの気があると言われたことを気にしてくださっていた模様。

こんなにいっぱい妊婦さんがいるのに覚えていてくださってかなり驚きました。

本当にありがたい。

二人目もよろしくお願いします。と心の中で合掌。(予定はまだないですが)

ちなみにさかさまつげは痛くなさそうなんでそのままです。

 

ヨガにはわたしたちの他に3組の母子が。

赤ちゃんはそれぞれ

半年(男)、4ヶ月(女)、2ヶ月(男・れんたろう)、1ケ月(女)と

バラエティ豊か。

 

半年の子はもうおすわりができるようになっていて、

人見知りも始まっている猛者。

やっぱりちがうわーお兄ちゃんやわーと言うてたのですが、

でもれんたろうはそんな半年の子とほぼ同じ大きさでした。

「えっ、2ヶ月ですか?」

とママ全員にまじまじと見られるれんたろう。

4ヶ月の女の子を同じ2ヶ月(もしくは年下)と思っていて「同い年くらいですかね~」と言おうとしていたので、

その考えを口にしていなくて本当によかったです。

 

そして始まるヨガ。

カーペットに寝そべる母子×4。

 

まず泣き出したのはもちろん1ケ月の女の子。

もうこの子がね~やばいんですよ~

超小さい!超かわいい!

2ヶ月ですでに半年レベルなれんたろうを毎日見ているので

ことさらそう思うのかもしれませんが、

とにかく小さくてかわいくて小さくてかわいい!!

ママは25歳ということで、母子ともに何とういういしいことか。(1個しか違わないが)

かわいい~新生児かわいい~、新星児かわいい~、まじかわいいい~

ヨガりながらふつふつと赤ちゃん欲をたぎらせるわたし。

 

「ほわあほわあ~」っていう頼りない泣き声とか、

指のあたまがやっとくわえられるくらいの小さな口とか、

見えてるんだかいないんだかのつぶらな黒目とか、

軽々抱っこできちゃうふにゃふにゃのからだとか、

とにかく全部や!全部かわいいんや!!

 

1ケ月ちゃんはおっぱいをちょいちょい飲むタイプらしくて、

ヨガ中も吸っては泣き吸っては泣きを繰り返していました。

25歳ママはヨガしに来たのに終始授乳、

インストラクターの助産婦さんはヨガをしながらおっぱい指導。

さすがプロです。

 

「かわいいですね~なつかしい~」

思わず満面の笑みで口に出したわたしですが、25歳ママはげっそり。

「全然寝てくれなくてずっと泣いてるんです。

 おっぱいやってもおむつ替えても泣いてるから、何で泣いてるのかわかんないし。

 眠れないし、ごはん作れないし、座って食べれないし。

 うちの中にこのままこもっていたら狂うと思って、今日は無理やり来たんです」

 

え、

狂う?

そうなの?

 

25歳ママ、かなりせっぱつまっている様子。

 

それを聞いて、

「わかる。わたしもそのころは地獄でした」

と真顔で言う4ヶ月ママ。

 

「そうそう、わたしもー。もう誰かにあげちゃいたかった」

と半年ママもカミングアウト。

 

「いつになったら楽になるんですか」

25歳ママ、切実。

 

「…」

無言になるわたし。

 

 

実はわたしは

「何で泣いてるのかわからない」という経験をほとんどしたことがないのです。

 

なぜなら…

 

泣かないから!

そしてすぐ泣きやむから!

 

れんたろうも泣くには泣きます。一日に何度も。

でも他の子を見ていて思ったのですが、

れんたろうはみんなと比べると泣く回数ががぜん少ない。

そしておっぱいか抱っこしたらすぐ泣きやむ。

 

ヨガ中もほとんど「あう、あう」「あっくー」「うへぁー」

とひとりおしゃべりしてもごもご動いているだけで、

1回しか泣きませんでした。

それもおっぱいあげたらすぐ泣きやんで寝た。

 

「全然泣きませんね」

「速攻で寝ますね」

「起きてもずっとごきげんですね」

 

ママたちに再びまじまじと見つめられるれんたろう。

 

「確かにあんまり…泣かないかもしんないですね」

と言うと、

「えーっいいなあ」

と口々に言われました。

「育てやすそう」「うらやましい」

 

戸惑うわたし。

 

「3ヶ月までが本当に辛くて、買い物もできないし外に出るとか考えられなかった。

 だから余裕があるんだなってお二人見てて思います」

と4ヶ月ママ。

 

「いえ、余裕がないから出てきたんです。

 精神的にだいぶきてますよ。

 育児がこんなに大変だと思わなかった…」

と1ヶ月ママ。

 

「わたしは抱っこして椅子に座ったまま寝てました。

 もうそのときが辛すぎて二人目とか考えられへん」

と半年ママ。

 

「…大変ですね…」

とわたし。

 

いや、わたしも楽ではないんですよ。

マタニティブルーの気があるって言われたこともあったしね?

でも、

楽ではないけど、

こうやって毎日ブログ書いてるしごはんも作れるし

夜も2,3回起きるけどおっぱいやったら寝てくれるしお風呂も毎日つかってるし…

 

もしかしてわたし…

甘い?!

こんなんでブルーになるなって感じ?!

 

 

「えーそれって奇跡ですよ」

「あたりですよ」

 

 

 

きせき

 

 

 

 

 

 

奇跡の子・れんたろう。

 

 

 

 

みんな大変なんやな~

こんなんでマタニティブルーとか言うてたらばちあたんなあ~

と、なんだか申し訳ない気持ちでヨガ教室をあとにしました。

 

帰ろうとしてベビーカーに乗った瞬間寝たれんたろうに

「本当に育てやすそう」

とママたちは言うのでした。

 

 

25歳ママは、赤ちゃんが泣くとますます疲れた顔になって、

抱っこしてるときもヨガしてるときも全然笑いませんでした。

 

早く笑えるようになるといいね。

もう少しの辛抱だよ。たぶん。(半年ママがそう言ってた)

 

 

 

 

おはよー

 

↑今朝のれんたろう。

もはやサイヤ人並の寝癖。

れんたろうは朝いちばん機嫌がいいです。

 

 

 

2017年10月のアーカイブ

これまでの連載