音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

マタヨガ

れ

久しぶりに産院のアフターヨガに行ってきた。

何度か予約を入れようとしたのだがいつも満席で、なかなかとれなかったのだ。

最近のママたちはアクティブと見た。

だってこれまでは結構すいすい予約できてたもん。

アクティブなママたちにやられないように(何を?)気を引き締めて行く。

 

着いたらなんとれんたろうがいちばん年長だった。

このあいだ来たときにはいちばんか二番目に幼かったのに…

2ヶ月から7ヶ月まで、

小さな赤子ちゃんたちがぞろぞろとママに連れられやってくる。

 

れんたろう、狂喜。

べったべったと匍匐前進して、うら若きママたちに愛想を振りまく。

「うわー大きい!」「ご機嫌さんやなあ」などと注目を集め、

「ぎゃぎゃっ」と笑い声をあげよだれを垂らす。

さらに隣にいたかわいらしい梅ちゃん先生似のママの膝によじ登り、

にっこにこ笑っている。

 

息子よ…

 

れんたろうは無類の女好きだ。

バスや電車の中でも女と見ればすぐに触ろうとして笑顔で話しかける。

いったい誰に似たんやろうねえ…と夫と話している。

私は自分の父親(れんたろうの祖父にあたる男)の血がそうさせているのではと思っているのだが。

 

赤ちゃんにも興味があるらしく、

2ヶ月のほんの小さな小さーな赤ちゃんに近寄って、

ぎゃぎゃっと笑って触ろうとするのであわてて止めた。

ヨガをやっているあいだも、全然目が離せない。

 

 

 

おもちゃで気を引く作戦。

まんまと引っかかるれんたろう。

 

れれ

 

 

うちだけでなくほかのママ方ものんびりヨガはできない状態。

ここはヨガよりもおしゃべりのサロン的な要素のほうが強い。

 

5ヶ月ママたちがいちばん多くて、

産院で知り合ったのかすでにグループらしきものができていた。

5ヶ月内輪ネタについていけなくてほとんど喋れなかった私。

お酒が入っていないと人見知りなので、終わったらそそくさと退場。

ママ同士の会話にはまだまだ慣れない。

 

でもおもしろいなと思ったのは、

5ヶ月ママたちが「チーム母子家庭」と自らを称していたことだ。

旦那さんが夜遅いとかほとんど家にいないとかで

ほぼひとりで育児をしている状態のママが偶然集まったらしい。

「ひとりで育児頑張ってるんやから、楽しまなあかんわー」と、

そのうちのあるママが言っていた。

その人はすごくきれいな人で、なんだかいきいきしていて目をひいた。

笑顔で子供にがんがん話しかけていて、

「なんやおっぱいか?」「くんくん、おむつか?」「ねんねか?寝るんか?」

と、子育てが楽しい!って感じで見ていて微笑ましかった。

 

赤ちゃんに声をかけるのは案外難しい。

初めは意識してやっていても、

どうせわからない、と思ってどんどん無言になってしまう。

そのうち笑うのも面倒になって、無表情で淡々とお世話をする毎日。

育児って重労働だから、そんなのには簡単に陥る。

でも赤ちゃんはこちらにばぶばぶと話しかけてるし、

やっぱり笑って声をかけるのはすごく大事なコミュニケーションなのだ。

彼女を見ていて、そんなことを改めて思った。

 

彼女は子育てサロンやベビーマッサージにも通っているみたいで、

いろいろあるのかもしれないけど楽しむために試行錯誤しているのだろうなと思った。

「チーム母子家庭」っていう冗談めいた名づけも、

そうやってチーム化するだけで何となく心強いし楽しいものね。

ひとりでくよくよするよりよほど建設的だ。

私も見習おう。

 

 

なんだか頼もしい母達だなあと思った。

 

 

 

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