音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

リサイクル

れ

引っ越しに向けてどんどん物を捨てている。

 

今日は服とかばんを捨てた。

私は気に入ったものはへたれても使い続けてしまうので、

首もとが伸びきっていたり穴のあいている服、

ボタンがばかになっていたり珈琲のしみが落ちないかばんなど、

そんな10年選手がけっこうたくさんある。

そしてそれらを平気で使っている。

夫に「もうそれあかんで」と言われても「いやまだいける」と使う。

断捨離の本によるとそういうふうに古ぼけたものに執着するのもよくないそうで、

食べ物と同じで活きのいい旬のものをそばに置かないと

自分自身が老けたり濁ったり滞ったりするんだと書いてあった。

なんかそう言われるとそんなふうに思う。

影響をがんがんに受けやすい私はさっそくそんな衣類を捨てることにした。

 

どんどん捨てていると、「これまだ着られるなあ」というものが結構出てきた。

でも古着屋に売るほど洒落ていたり高価だったりするわけではない。

グーグルで調べてみたら、ユニクロが着なくなった自社製品を引き取ってくれるらしい。

そしてそれらは衣類の不足した国に送られるらしい。

見たらユニクロのものが6,7枚くらいあったので、

それらは捨てずに持っていくことにした。

 

れんたろうを抱っこしてユニクロへ。

レジのお姉さんに渡して明るい店内を歩いていると、

GVGVとコラボしてたりなんかしゃれたことになっていてびっくり。

「ついでに何か買っていこっかな~」とうきうきしてしまったが、

別に必要なものがあるわけでなし、

また物が増えるだけなのでやめておいた。

 

ロフトに寄ってなんか買ってこうかと思ったけどやめておいた。

ジュンク堂に寄ってなんか買ってこうかと思ったけどやめておいた。

アンジェに寄って…タワレコに寄って…(以下省略)。

 

六曜社とboogaloo cafeに音読を置いていただいて

バスに乗って帰る。

 

 

街は誘惑だらけである。

そしてお金を使うことは社会的行動だから、

家ばかりにいる専業主婦は

お金を使うことで社会参加をしている気になってしまうのである。

だから買い物は気持ちがいいし、なんだか寂しくない、安心できるのだ。

と思う。

 

だけど私は、もう物をあまり捨てたくない。

本当に必要なものだけ買っていこう。

 

あ、グランは買いましたよ。キャラメル味とバニラ味ね!これで全制覇。

 

 

れ

 

 

 

 

 

 

朝。

出勤前のパパに遊んでもらうれんたろう。

とても楽しそう。

君の笑顔が私の喜びであるよ。

 

 

 

 

 

2024年10月のアーカイブ

これまでの連載