音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

祭りのあとだ

赤井君

朝起きて居間を見たら

大量の空き缶や食べかけのおつまみや散乱したCDや倒れたギターの中で

スーパーノアの赤井君が横たわっていた。

そっと襖を閉めてお弁当を作る。

 

ゆうべボロフェスタが終わったあと

酔っ払って気持ちよくなった私たちは

同じく気持ちよくなっている赤井君と内海さんをうちによんだのだ。

私はうちに着いてすぐれんたろうと寝てしまったのだけど

他の三人は朝の4時ごろまで飲んでいたらしい。

内海さん、すでにおらず。

夫、ふらふらのていで会社へ向かう。

 

赤井君

 

 

 

 

 

 

赤井君とれんたろうと一緒に

朝のニュースと教育テレビを観た。

角田容疑者の部屋の中の写真を観て

「すごいね」「すごいデザインのテーブルだね」と言い合う。

 

赤井君はれんたろうとずっと遊んでくれた。

「れんたろう、大きくなれ、大きくなって母ちゃんを楽にしてやれ」

「れんたろう、お前はぷにぷにだなあ、この界隈でいちばんのぷにぷにだ」

「この界隈はやせてる人が多いからなあ」

などとぶつぶつ言って、

れんたろうがつかまり立ちやはいはいを披露すると

「お前、そんなことできるようになったのかー!」

とそのいちいちに歓声をあげてくれ、

9時前に「それじゃあ」と言って帰っていった。

 

 

 

 

れ

 

洗濯物をたたんでいたられんたろうがかたっぱしからひっつかんでぶん投げていく。

 

れ

 

本が本棚にあるとぶちまけずにはいられないようだ。

 

 

今日も絶好調なれんたろうだった。

 

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