音読

俺のFavoriteTunes

どもんらんってどんな人?

音楽が生活をスムーズにしてくれる。
皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

部屋の名は。(書斎)

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マンションによくあるタイプの3LDKの自宅では、和室はリビングの延長として開放されている。そこを息子が所狭しと昼も夜も駆け回る。

洋間の一室は寝室で、シングルベッドを二つ繋げて川の字で寝ている。残った1番狭い洋間は物置になっている。

広島の部屋も3LDKという名目だったが、実質3DKで、DKと繋がる一室を開放してリビングとしたため、2LDKとなり、残りの「2」の部分はやはり寝室と物置だった。

基本的にはというか家にいるほとんどを家族全員がLDK、家族全員が寝室という過ごし方になることと、割と物の多い暮らしをしていることから、物置部屋はゆとりとして、捨てられない物たちの猶予スペースとしての役割を全うしたし、それ以外の役割は与えられなかった。

 

ananの片付け特集なら「あなたはその(将来使うかもわからない物たちのための)スペースに家賃を払い続けるのですか?」と無駄使いの罪悪感をえぐってくるだろう。

しかし私は動じない。

そもそも、特集のたび同じようなことばかりいうananを買うこと自体が無駄使いなのでは?ネットでそれ系のブログやインスタアカウント見ればいいし、そもそも記事に出てくる人それ系の人だし、あれ?ananってまだありましたっけ?

と、書いてかなり辛辣な言葉に驚いた。

雑誌がまだ(休刊せず)あるか、というのは、どんな雑誌にとっても怖ろしい言葉に違いない。

 

閑話休題。

この度の部屋は和室の一面が押入れになっていることで、収納力が大幅アップし、物置部屋から物が減った。

それと、じき2歳になる息子がリビングのあらゆる物を動かし、組み合わせながら食卓に登ったり、棚に登ったりして、落下の危険を感じ、それらをLDKから撤去する方針とした。

後者の理由が主となるが、結果として物置部屋に新しい役割を付与した。

 

書斎兼もしものときの客間というのが、この部屋の名であり、新用途である。

補足しておくと、我が家の食卓は独身時代の机を転用している。

天板が木製で脚は黒いスチール、何かのためになるだろうと選べる中で最大の幅に決め、持て余すほど大きかったが、

食卓となると奥行きが物足りない気もしていた。

だから食卓を動かす事で物置部屋が書斎に早変わりというわけだ。

基本的な客間は和室と思っているので、もしものときの客間としているが、主として書斎となる見込みだ。

そうして、図らずもあこがれの『書斎』を手にしたのである。子供の頃の呼び名でいうなら『自分の部屋』だろう。

この名前の高揚感はすごい。

そこでしたい事などないが、やる事をそのために作りだす勢いだ。

 

熊本に来てパソコンを買い換えた。

2006、7年から使っているMacBook Proのバッテリーはパツパツに膨らんで、キーボードとトラックパッドを別に買って使っていたし、モニターもHDMI変換してTVに繋いでいた。

なので、と言って分かってもらえるかは置いといて、新しいパソコンはMac miniにした。

単純にいえば電源コードしか付属していないデスクトップPCで、余分な物がついてないため性能と比べてお手頃だし、今までと同じ使い方ができる。

もともとやはり熊本で買い替えたリビングのTVに繋いでいたが、棚にあったアンプやスピーカーも書斎に移ったため、後、残しておいたサブTVに繋ぎ換えた。

パソコンが移ったためこのブログの更新も選曲作業も書斎で行うことになる。

実際は、日々iPhoneのメモで書いていて、最後の仕上げだけ、パソコンでやっているのだけど、それでも書斎でやってる感が十分ありそうだ。

 

棚を移動して本もやっと段ボールから出した。

リビングの棚に段ボールのまま並べておいたが、出すと息子が引っ張り出してボロボロにされたり、ベチャベチャにされたりする。はじめに並べた雑誌の末路を見て、他の箱は開けるのを見送った。

ところで、読み終えた本というのはもう一度読み返す日が来るのだろうか。

本棚はその持ち主を写す鏡と言われたりするが、読み終えた本はそのためだけに存在しているような気がする。

読みかえさないかもしれない本を系統別に並べ直しながら、本当にいるんだろうかと自問自答した。

この本のためのスペースに家賃を払い続けるのは無駄じゃないか。ananおそうじ・片付け特集とか。

 

そんな書斎で物思いにふける日が来るのだろうか。

そしていつの間にか癖になっているこの無味乾燥な文章を改められる日が来るのだろうか。

 

まずは書斎という箱は作った。

さらに環境を整えて邁進していこう、少しずつ。

その書斎でかける曲は、こんな落ち着いた曲なんじゃないかな。

 

 

No.1
Coffee/beabadoobee
No.2
Come Come/王舟
No.3
罪の味 [Demo Track]/ハンバートハンバート
No.4
同じではない/キセル
No.5
漂流記/細野晴臣
No.6
宇宙船はマヒマヒの夢をみる/菅野よう子
No.7
Miso Flavor Boiled Dumplings with Worccester Sauce/渋谷慶一郎 & Gabriele Roberto
No.8
私のお気に入り/土岐麻子
No.9
Sunday in the park + STUTS/堀込泰行
No.10
湯気/星野源
No.11
きみイロ(NHKおかあさんといっしょ)/花田ゆういちろう・小野あつこ(NHKおかあさんといっしょ)
No.12
Cats & Dogs (feat. カネコアヤノ)/KID FRESINO
No.13
特にない/藤井 風
No.14
なんでもないや (movie ver.)/RADWIMPS

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