音読

一日一曲 日々の気分で一曲をチョイス。 書くこと無くても音楽がどうにかしてくれる! そんな他力本願なブログです。

書き手:プロフィール

第11週 kaö / 万緑

 

前回の更新では、誕生日の興奮により気がついたら曲を語れていなかった船田かおりです。

28歳しょっぱなの「やってしまった感」を胸に 心引き締めて挑もうと思ったのに更新が遅れてしまい誠に申し訳ございません。

一人くらいいてもいいんじゃないかと思うので、どうせなら「一週一曲の迷走担当」として今回もリラックス感にあふれる深夜テンションをさらします。

 

愛してやまない ”かお” というバンドの ”万緑” という曲について。

 

好きでしょうがない曲、ほんとうは真っ先に紹介したかった曲

頼んでみたらなんとpv作ってもらえたのでめでたく掲載させていただきます。

 

 

kaö のこと初めてみたときはkaö とは違う名前のバンドだったね

そこそこ狂ってた頃の精華大の学祭で非常に酔っぱらった状態でみました。

当時はバンド編成で違うアレンジだったけども のっけからパンチのある歌詞が気に入って

大親友の女の子から話に聞いていた  ギターを弾いて歌う初対面の男の子に 

ライブが 終わった後ステージの下から、ぐだぐだのべろべろでさいこうだなって(もしくはなんかそのようなことを)伝えた気がする。

 

「食べたいもの たくさん並べて」

「食卓は今日もどろどろ」

「大好きな服もそのまま」

「はだかで会いに行こう」

 

 

そっから10年近くの間 自転車をこぎながら何回歌ったかわからない

通算はなうた回数で群を抜いてトップ

 

 

部屋ですごすときにも何度もきく。なんなら繰り返して再生してしまう。

なんでなんやろ、

どんな風にこの曲ができたのかは知らないけど。

ギターが体の一部分みたいになっている人の、音楽が大部分みたいな生活の中から自然にうまれたからなのか。

 

考えてみると、いわねくんが作る曲はどれもすぐにわたしの曲になっている。

誰かの作った曲なのに これは完全にわたし自身の曲として大事にされていて

変わらない気持ちで会いに行かせてくれる。

何かが始まったり終わったりで環境はこんなに変わったけど

その一曲は作り手のもとを離れて、ずっと変わらずに存在していてくれるからありがたい。

何度うたっても減らないし無くならないからありがたい。

 

 

今日も今日とて ぼんやり目覚めてこの曲歌いながら準備して、

足折って入院している友達のお見舞いに行ってきました。

お腹が減った帰り道にうろうろ東京の人混みの中を歩いていたら

近頃なかなかに忙しくて、目まぐるしくいろんな場所に行っていたので、ふと何故自分がここにいるのか訳が分からなくなって(哲学的にとかじゃなくて普通に)仕事いかなくて大丈夫なのかって一瞬不安になってちょっと面白かった。

寄ったカレー屋さんがおいしくて その話をした後に骨折人間から「アチャールが夢にでてきた」と連絡がきた。

 

お米が炊けた深夜4時。

 

kaöはマイペースに京都で活動しているので、千葉のわたしの代わりに会いに行ってください!

http://oookaooo.tumblr.com/

 

 

 

text:船田かおり

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