音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

コトコトヒロバ

れ

三条にあるキッズカフェ、コトコトヒロバに初めて行ってきた。

寒空のした、満席だと困るのでちゃんと予約した。

カフェに行くのは久しぶりだ。

 

入り口すぐに子供服やおもちゃが売られていたり、

ママ向け出張ネイルサロンもこの日は開催されていた。

子供が出られないようにゲートが張られていたりドアが重たかったりと、

ケガの予防も万全。

 

席はすべて半個室のお座敷で、おもちゃもそれぞれの席に用意されている。

本棚には絵本がいっぱいで、おむつ替えルームも広い。

さすが子連れ専門のカフェだー。

 

ワンプレートランチには、

からあげとお惣菜3種とスープ。

 

コトコト

 

 

 

 

 

 

 

コナンの腕の中で、チーズを模したおもちゃをむさぼるれんたろう。

 

れ

 

 

 

 

 

 

奥の席には団体のお客さんがいて、

保育園児から小学生までの子供たちがとっても元気に走り回っていた。

半個室なので外から男の子に覗き込まれ、

れんたろう、はいはいで外へ出ようとしているところを

「あ、赤ちゃんや!」と発見される。

わらわらと集まる男の子たち。

「俺、赤ちゃんと遊ぶん好きやねん」

と、一番年長だという小学生男児がれんたろうを抱っこして、

キッズチェアに座らせたり、脚のあいだをはいはいで通り抜けさせたり、

ロディに乗せてみたり。

でも、れんたろうが階段のゲートに近づくと

「そっちはあかんで、危ないんやから」

と抱き止めてくれる。さすがお兄ちゃんだ。

 

男子のうちのひとりが手作りの紙めがねをかけていたので

「それかっこいいね」と言うと、

もうひとりの5歳児くんが

「俺も持ってるで!かけてきてあげようか?」と言う。

で、うん、かけてきて、と言ったらかけてきたので

「写真、撮ってもいい?」と訊いた。

彼は「ええで」と言ってポーズをとった。

 

boy

 

まさかのデルモ立ち。

普通ピースとかやろ。

本人は真剣なので、笑うのをこらえながら撮影した。

 

女の子たちも何人かいたのだけど、

挨拶しても人見知りなのか無視してどっか行ってしまう。

女子同士でいがみ合ってるのか、

陰口言ったり見ていないすきに「べー」ってしたりして、

何かもう、自分の小さいころを見ているようだった…女子って陰険。

それに比べて男子のわかりやすいことと言ったら笑えるほどで、

「あのなー俺なー魚好きやねん。これ、魚やで!(と、めがねのふちに描かれた絵をさす)」

「へー、上手やなー」

「じゃあこれは、何描いてるかー!?」

「か、かに…?」

「うん、俺なーゆり組やねん!○○ちゃんと○○くんもゆり組やで!」

(れんたろう、はいはいで脱出をはかる)

「あ、赤ちゃんがどっか行くで!」

「あとなー、○○ちゃんはさくら組でな、○○くんは小学生やねん!」

 

自分の言いたいことをがーっと言って、

やりたいことをがーっとやって、去っていく男子たち。

ママは大変そうだけど、かわいらしい。

れんたろうもこんな感じになるのかなあ。

 

お兄ちゃんがたに遊んでもらって疲れたのか、

帰ってからぐっすり眠るれんたろうなのだった。

 

 

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