音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

ヨガ&カレー会

蜀咏悄 3

子育て教室で知り合ったママ、ワカコさんのお宅にうかがった。ワカコさんは旦那さんとヨガを学んでいて、今後子連れヨガ教室を開くことを考えているらしい。で、ちょっとどんな感じか試してみたいから、一度遊びに来がてらヨガしに来ませんか?と誘われたのだ。腰痛と肩こり持ちの私としてはとっても嬉しいお誘いだったのでふたつ返事で行く。カレーも作ってくれているらしい。朝からわくわく。出町柳駅の近くにあるケーキハウスでプリンを買って持っていく。

ヨガ会にはもう一組母子ペアもいらっしゃって、その人はアイコさんという。雑貨を作って売ったりしている方で、彼女も子育て教室に来ていた。私はふたりに出会ったとき、すぐに「あっ、何か仲良くなれそう」と思った。服装も年代も性格も違うけど(今日尋ねてみたらワカコさんは私の17歳上だった!もっと若いと思っていたのでびっくり。ヨガしているからかな?)、何となく居心地がいいというか、話しやすいというか。今日話してみたら、先方も同じ気持ちだったらしく、それで誘ってくれたらしい。友達は「作る」ものではなく「なる」ものだって誰かが言ってたけど、まさにそれ。気づけばヨガが終わったあとも3時間くらい喋りどおしてしまっていた。敬語も時々忘れてしまう。

私は今27だけど、わりとまわりのママさんたちには30代の方が多く、20代の人はほとんどいない。というか会ったことがない。最近では初産も30過ぎてからの方のほうが多いんじゃないかと思う。そういう、周りがちょっと上の世代というのはどこか緊張して疲れてしまいがちなのだけど、彼女たちの前だとあんまり力を入れないでいられる自分に気づいた。そして、「年齢って関係ないな~」と思うのだった。そういえば仲のいい女の人には、年上の人がわりといる。年下にだって、緊張をしいるような人もいる。敬語で思わず喋っちゃうような。

ママ友というのは普段「○○ちゃんのママ」というふうに呼ぶことが多いんだけど、初めて会ったときからワカコさんやアイコさんは私のことを「ランちゃん」「蘭さん」と呼んでくれた。それがすごく嬉しかったのだ。子どもがここにいなくてもいろんな話ができそうだって思ったのだ。

 

ワカコさんが用意してくれたカレーはとってもおいしくて、私は思わずおかわりしてしまった。アイコさんはポテトサラダを作ってきてくれてそれもすごくおいしかった。

久しぶりに友達ができた気がした。ママ友でなく、普通の友達。普通の友達って尊いなあと思った。

 

また会う約束をしたので、次がとっても楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

ワカコカレー。きびが入っていて、ぷちぷちしておいしい!

キャベツのターメリック炒めにはクミンが入っていた。

アイコポテサラにはいんげんとたまねぎ入り。

 

 

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