音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

乳離れ

そろそろ授乳をやめようかなと思っており、夫にそう言ったら「やめろ、やめるべきだ」と言われた。やめないからごはんを食べないのであり、夜何度も起きるのであり、お前もしんどいのだと。

確かにそう。そして四月から保育所に行く予定なので、おっぱいのない生活にも慣れないといけない。やっぱりやめるべきなのかもなーと思い、きのうから徐々に授乳を減らしてみた。

乳離れにはふたつのやり方がある。ひとつは卒乳。これは赤ちゃんのほうが「もう要らない」と言うまであげ続ける方法。3歳、4歳になっても飲みたいと言われれば飲ませる。

もうひとつは断乳。これはママの都合や希望により、授乳をやめること。保育所に入れるからとか、夜中の授乳がきついとか、二人目が欲しいからとか。おっぱいをあげていると生理が始まらないので、二人目を授かるために泣く泣くやめる人も多い。

 

卒乳派、断乳派、いろいろ意見のわかれるところではある。

いつまでもおっぱい飲んでると自立しないとか、わがままになると言う人もいるし、

逆に、おっぱいをこころゆくまで飲んだ子どもは、欲求が満たされて情緒の安定した子になると言う人もいる。

 

私は卒乳まで思う存分飲ませてやりたいと思っていたのだけど、なんせ夜中の授乳がきつい。

これが仕事始まってからも続くと倒れるな…と思う。

私が倒れてしまっては育児もままならないので、

このタイミングで断乳するかなー

と思い、まずは昼間の授乳回数を減らすことに。

 

まあ、普通に欲しがりますわね。「おっぱい、もうばいばいよー」と言い聞かせたらいいとか言いますけど、全然通じませんわね。

胸倉つかんで泣き続けるわが息子。必死で注意をそらそうと、テレビをみせたり、ジュースを飲ませたり、お菓子をあげたり。もうどの代替案も普段はNGなことばかりなんだけど、これしか効かない。母が断乳そのものに疑問を感じるようになるころ、泣きつかれて眠るれんたろう。

とりあえずほっと一息。したのもつかの間、今度は乳が溜まって乳房がぱんぱんに張ってしまってこれが痛いのなんのってもう、痛い!!痛いんです!!ちょっとでも刺激されると叫び声があがる!!

何でこんな、辛い思いせなあかんねん。れんたろうも、私も、すっごい辛い。いやいや、夜中の授乳、きついやろ。夜、ぐっすり寝たいやろ。お酒も思う存分飲みたいやろ。れんたろうもそろそろおっぱい以外の栄養とらなあかんやろ。お母さんいなくてもいい子して遊べるようにならんとあかんやろ。

すべて、わかる。わかるし、乳離れしたら超楽だってこともわかるんだけど、この、めっちゃ自然に逆らってる感じが、辛い!

涙目で過ごす1日。お風呂で乳を絞ったら、少し楽になった。

 

結局今日は昼に1回、寝かしつける前に1回、深夜に3回、合計5回と、普段の10回授乳の何と2分の1まで回数を減らすことができた。

2日でこれは結構すごいんじゃない?

おっぱいラブなれんたろうなので、いきなり止めるのは無理なので、徐々にやめてくやり方でいこうと思う。

もう少し、がんばってみよう。

 

 

2013年2月のアーカイブ

これまでの連載