音読

俺のFavoriteTunes

どもんらんってどんな人?

音楽が生活をスムーズにしてくれる。
皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

もう失恋なんてしない

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過去の恋愛について、男は名前を付けて保存(別名保存)、女は上書き保存というデータの保存方式になぞらえた表現をすることがある。

しかし、いまや手垢のついたこの表現、もっとしっくりくる新しい例えがあるのではないか、と恋愛に想いを馳せている。

 

そもそも、なぜそのようなことを考えたかというと、音読副編集長 土門蘭からの一通のLINEに端を発する。
とても久しぶりの連絡だったので驚いた。
さらに驚いたのはLINEの中身だった。

 

「はるかさんからメッセージがきました。
 『保育園どこですか。いっしょのとこ入りたい』って。
  うふふ。いいでしょ。」

 

はるかさん、というのは僕の大学時代の恋人だ。別れて10年程になる。
土門蘭と直接の面識はきっとないはずだ。
当時SCRAPというフリーペーパーや個人のブログをやっていて、とても素敵な文章を書くのだ、と紹介したことがあるが。
はるかさんは僕同様土門蘭のファンと言ってもよいのかもしれない。
mixiか何かのSNSを通じて二人が接点を持ったと聞いたのが別れた頃だったかもしれない。

 

そのはるかさんが結婚して、子どもがいることを土門蘭から不意に聞かされたわけだ。
なんとも言えない気持ちになった。
なんとも言えないほくほくした幸福な気持ちだ。
あぁ、はるかさんも誰かと幸せに暮らしているのね、と。

 

それで、別名保存とか上書き保存とかをふと考えてみたのだった。
この気持ちはなんだろうか。
別名保存していたからこその気持ちなんだろうか。
例えば、僕がいま幸せでなかったとしたら、違った複雑な気持ちになっていたのだろうか。
そもそも男性に限ることなんだろうか。
上書き保存している女性はこんなとき何を感じるのだろうか。

 

そしてこの恋愛観をもっと新しい表現としてアプリや、SNSの使い方に例えてみたかったのだけど、まったく思いつかないし、なんだか保存方法の例えそのものがしっくりきていない気がした。

 

だって、みんな昔の恋人のこと、忘れないでしょう。
そりゃ、僕にも忘れたい恋の1つや2つある
あるけど、それも含めて忘れられない。
男だって、女だってそういうものではないかなぁ。
上書き保存というけれど、それは全く新しい文書を同じ名前で保存するのではなく、追記に追記を重ねていく上書き保存なのではないかなぁ。

 

失恋っていうのはいつかやりたいテーマだったし、そういうテーマの曲は山ほどあるから選びがいもある。

このテーマについて奥さんと話をしたら、もう失恋することはないよといっていた。

なるほど、ぼくのなかにはもう別名ファイルが増えることはないわけだ。

 

ともかく、ぼくのファイルにある人たちが今現在幸せであるといいなと他力本願的に祈りながら、今回の結びとさせていただきます。

No.1
ネコとアタシの門出のブルース/二階堂和美

ニカさんのすばらしさはドラマティックさにもあると思うの

No.2
私の心はクロスオーバー/桃井かおり

テーマの最初の曲で全体のベースとなった曲。桃井かおり歌出していたのねと言う驚きとともに、ジャケットの桃井かおりがかわいいのです。

No.3
猟奇的なキスを私にして/ゲスの極み乙女。

桃井かおりが終わったときにどうしてもかけたくなってしまった。

No.4
swing/ミドリ

ゲスからミドリへの既定路線。未だに生で見れたときの興奮が残っている。映像で見た解散ライブとはちがう興奮。

No.5
もうそう えくすぷれす/千石撫子 (花澤香菜)

ジャジーなピアノと声優のアニメバランス。見てはいないがエンディングテーマであると確信している。

No.6
向こう側の憂鬱/浅川マキ

パーカッションが大好物なもので。陰鬱な歌声だけどさわやかなのはその所為。

No.7
しらけちまうぜ/東京スカパラダイスオーケストラ

ボーカルに小沢健二を迎えた小坂忠カバーは松本隆作詞、細野晴臣作曲ってなんかすご。

No.8
Walk/オレスカバンド

この曲はいつか選曲に入れたいととっておいた秘蔵っ子。かっこいいのよ。

No.9
ないものねだり/KANA-BOON

「連れてってやろうと思ってたのに」って歌詞というか、言葉として嫌悪感があり、吐気がする。褒めてます。

No.10
THANK YOU MY GIRL/くるり

中学生の頃、ロックを聞かないとと「青い空」を聞いた。だからくるりはロック。これはロックらしいロック。

No.11
生理的に大好き Part3/坂口恭平

元の曲よりもカバーの方が最高なんだ。

No.12
Long Kiss Good Bye/HALCALI

こういう物語、少女マンガチックで好き。

No.13
空中分解するアイラビュー/(((さらうんど)))

デジタルなミュージックに似つかわしくないバンド名。カクバリズム15周年に彼らの名前はあったっけ。

No.14
君の胸に抱かれたい/キリンジ

逃げ去る恋をつかまえた。

No.15
君が誰かの彼女になりくさっても/天才バンド

今回のテーマにとっての最高で最良の選曲。

2017年11月のアーカイブ

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