音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

注射デビューしました

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初予防接種を受けてきました。

 

今回受けたのは「小児用肺炎球菌ワクチン」。

任意ワクチンなのですが、

京都市では積極的に受けるよう推奨されていて、

現在は無料で受けられるようになっています。

自費の地域では1回平均6965円らしいですよ!(ひよこクラブより抜粋)

それを3回受けるのだから、しめて2万…高い。

 

でももしワクチン受けてなくて細菌性髄膜炎にかかったりすると

後遺症が残る確率が高いので、

ほとんどのママが受けているようです。

全国で無料にすればいいのにね。

 

 

ところで予防接種にはいろいろな種類があって、覚えるのがとても大変。

その上「これはいついつまでに3回」とか「これは2回」とか

「これは保健所、これは小児科」とか

「これ受けたら他受けるまで何週間あけなくてはだめ」とかいう制約が多く、

さらに生ワクチンと不活性ワクチンの違いとか推移とか、

今年はこうだけど来年はこうとかいう情報戦でもあり、

つまり話すと長くなります。

カンペなしで「ポリオの不活がさ~」とか話せるようになると

一人前のママだと個人的に思っています。

 

れんたろうは2ヶ月を過ぎたのでこれから怒涛の予防接種メドレーです。

がんばれれんたろう!略してがんばれんたろう!

まずは肺炎球菌からいってみよー!

 

予約した近所の小児科へスリングでレツゴー。

これから何が起こるのかまったく知らない幸せなれんたろうは、

待合室に備え付けられたベビーベッドに寝転び、

初めて見るメリーに釘付け。

「うへぁー」とか言いながら実に楽しそうです。

 

「れんたろーくーん」

看護婦さんに呼ばれて、先生のもとへ。

 

「やあこんにちは、れんたろうくん」

れんたろう、おじいちゃん先生ににこにこ。

聴診器を当てられながらもごきげんです。

 

「そうかー笑ってくれるのか。

 でもな、それも今のうちやで」

 

先生はそう言って針を用意し、

看護婦さんはにこやかにれんたろうの袖をまくりました。

「れんたろうくんは平気そうね。

お母さんのほうが緊張してるみたい。

しっかり抱いててくださいね」

 

思わずれんたろうを抱く腕にぎゅっと力が…

大丈夫かれんたろう!

 

何のことやらわからずに「あうー」と能天気に笑っているれんたろう。

そんな彼のむちむちの二の腕に、

ついに針が…!

 

刺さった瞬間、彼は何が起こったのかわかっていない状態で

ぽかーんと口を開けて先生の顔を見つめていました。

「お、泣かへんねえ」

と針が抜かれた瞬間に

「にゃー!!」

と突然絶叫。

まさか針で刺されるなんて夢にも思っていなかったのでしょう。

事態を飲み込むのに少々時間がかかりました。

 

「泣いた泣いた。もう終わったで」

先生がひざをぱんぱん叩くと、すぐにそちらに気をとられ泣きやんだれんたろう。

「あら強い」

と看護婦さんにほめられました。

 

針をさしたあとにはアンパンマンのシール。

手書きでかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅してから副作用の微熱が出ました。

今日はおうちでおとなしくしてましょう。

 

ちょっとだるそうやね。

あと眉間をひっかいちゃって流れ星・銀ぽくなってるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※流れ星 銀

 

 

 

 

 

 

 

 

次は一週間後にヒブワクチンです。

がんばれんたろう!

 

 

 

 

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